Aboutユニディをもっと知る

代表メッセージ

大塚 忠彦社長

1974年7月、現在の千葉市美浜区幸町にユニディ一号店を出店してから、お蔭様で今年創業50周年を迎える事ができました。

日々ご来店頂いている地域のお客様、お取引先様、これまで会社を支えて頂いた諸先輩方、そして全ての従業員とご家族の皆様に深く感謝申し上げます。

旧ユニディカンパニー※注1の前身は(株)ユニリビングといい、2014年4月にアイリスグループに入りました。
※注1:2024.4.1より「ダイユニカンパニー ユニディ」

右肩上がりだったホームセンター業界は2003年頃を境にピークアウトし、その後は業態を超えた競争激化と業界再編が加速、2008年に売上ピークを迎えたユニリビングもその後は売上の苦戦が続いていました。

そして2014年4月、アイリスグループの一員となりアイリスオーヤマの指導のもとで経営の立て直しを図った結果、大幅な収益構造の転換を成し遂げ、ユニディの屋号も承継して頂けたことで、こうしてユニディ誕生50周年を迎える事ができたのです。

今日、私達が諸先輩方から受け継いだユニディ・ユニハードウェアの営業を続けられている事に、全従業員を代表して重ねて感謝申し上げたいと思います。

この50年の節目を機に私が実現したかったことは次の3点です。
第一に、これまで会社を支えて頂いた多くの方々への感謝の気持ちを表したいということ。
第二に、創業50年というユニディブランドの価値を、自治体や自治会等の地域社会やお客様に安心で信頼できる企業(お店)であることを周知する事で、より沢山のお客様にご利用頂きたいということ。
第三に、過去~現在を振り返って、会社がどのように変化して現在に至ったか?ユニディで働くうえで大切な価値基準は何か?ユニディの強みは何なのか?をこれから会社を支えていく世代がディスカッションし、これから訪れる人口減少・少子高齢化と市場縮小、地震や台風等による自然災害のリスクや事故・犯罪の増加などを踏まえて、地域に根差すユニディが未来に向けてあるべき姿、ビジョンを全従業員で共有することです。

最後になりますが、これからも全従業員が力を合わせ、地域のお客様の暮らしを快適にするため、次の50年に向けて全力を尽くす事をお約束致します。
どうぞ宜しくお願い致します。

ダイユニカンパニー社長 大塚 忠彦

私たちのビジョン
50th anniversary
HISTORY & FUTURE

ユニディの未来を考えるべく集められたNext50チーム。
チームが考えた未来に繋げたいユニディDNAを掲げ、社長との座談会に挑みました。

集合写真

座談会メンバー

  • 大塚社長

    大塚社長

  • 髙橋さん

    髙橋さん社員
    (バイヤー)
    2012年入社

  • 野村

    野村さん社員
    (ユニハード店長)
    2005年入社

  • 尾坂

    尾坂さん社員
    (ホームメンテナンス事業部)
    2005年入社

  • 橋本

    橋本さん社員
    (ユニディ店長)
    2010年入社

  • 那須さん

    那須さんパートナー
    (ユニディ勤務)
    1997年入社

  • 奥田

    奥田さん社員
    (ユニディ勤務)
    2021年入社

  • 神尾

    神尾さん社員
    (ユニディ勤務)
    2022年入社

※ユニディでは、パートスタッフの事を仕事のパートナーなので「パートナー」と呼んでいます。

楽しい売り場・
アットホームな職場

髙橋
「入社当時の印象は?」

野村
野村
家の近くに千鳥町店があり、プロ用工具など見たこともないものが置いてあるな、面白い店だなと思っていました。特にド派手な演出が印象に残っています。
神尾
神尾
どういうものですか?
野村
野村
天井から大きい電動ドリルが吊ってあって、動いているんですよ。
電動ドリル

髙橋
「大塚社長がホームセンターに
就職した経緯は?」

大塚社長
大塚社長
小さい頃は動物が大好き。そして、趣味でオートバイに乗るようになり、メンテナンス用品とか工具を買いに行くのがホームセンター。見ているだけでワクワクする品ぞろえに感動して、ホームセンターに勤めたいと思いました。
橋本
橋本
まさに、趣味を体現した職業ですね。

髙橋
「入社当時のスタッフの印象は?」

尾坂
尾坂
入社後は相模大野店、そして狛江店に配属されました。年の近い先輩が多くて、GLもOJTも女性。どちらも忙しいお店だったんですが、みんなてきぱき働いているのが憧れで、すごく楽しかったですね。
※GL…ユニディでは複数の商品部門を統率するリーダーをグループリーダーと呼ぶ。
那須さん
那須
私は当時10代で菅野店オープンの時に入りました。スタッフがすごく仲良くて。特に社員さんが、アルバイトにいろんなことを教えてくれました。昔は自動つり銭レジではなく全部手打ちだったので、丁寧に教えてくれました。仕事が終わった後も食事やボーリングに行くなど、とにかく笑いが絶えないお店でした。
奥田
奥田
そういう雰囲気はいいですね。距離が結構近かったんですね。

人で売る、地域からの信頼

髙橋
「若手(奥田・神尾)
から見た入社当時の印象は?」

奥田
奥田
会社説明会で話していた内容で「人で売る」というのがすごく印象深くて。そこが決めてでした。実際働いてみても、他社で断られたお客様が来られるなど、接客や売り場づくりで値段以上の価値を作り出す会社というのは実感しました。
橋本
橋本
常連のお客様が多い、スタッフ指名も非常に多いことはどのお店でも感じます。会話は非常に大事で、お客様の顔を覚えてまた来られたときに挨拶する。そこからプラスの要望を聞ける。その後売り上げに繋がることもあります。心理的な距離も縮まって、それまでは聞けなかった希望が聞けたりするのでそこは非常に大事にしていきたいなと思っています。
神尾
神尾
私は松戸ときわ平店の近くに住んでいたので、昔から家で困ったことがあると松戸ときわ平店に行っていました。文化祭準備では「じゃあユニディだよね。」というくらい身近でした。粘り強く丁寧な接客、サービス力、商品知識や品揃え、実際に働いてみるとこういった面で地域からユニディが信頼されているのかなと思います。
尾坂
尾坂
HM事業部に異動してからお客様の暮らしの中に入り込むことがさらに多くなりました。お客様宅に入っていろんな会話をすると、深い相談をしてくれて、それに対してユニディが助けになる。ユニディが信頼できるお店として暮らしに根付いていくことがトータルソリューション。商品だけを売るのではなく、サービスも提供することで、お客様の暮らしに寄り添っているのかなと思っています。

2つの強み

髙橋
「大塚社長の考える
ユニディの強みとは?」

大塚社長
大塚社長
まさに「人で売る」のように、人が軸になっている2つの強みがあると思います。
1つは、前身である㈱ユニリビングの社訓の中に「地域社会に奉仕することに喜びを感じ、支持と信頼を得る」というものがありました。そこには商売というより、地域のお客様のお役に立ちたいという思いが非常に強くありました。
ユニディはお客様が望む商品がお店になければ、それこそネジ1本でもお取り寄せする会社です。これは非効率なことです。ただこの様な会社、ユニディに対するお客様からの信頼はすごく高いのだと思います。【目の前のお客様の為に一生懸命尽くすこと】これが1つ目の強みだと思っています。
2つ目の強みは【チームワーク】です。これも「協調と和を重んじる」という社訓がありました。競争も大事ですが、助け合いながら運営している。一致団結して取り組む姿勢は昔から強く、他社から入社した人に聞くと、こういったチームワークは他社にはないようです。

従業員が思う
この先50年・・・

髙橋
「Next50チームが残したい
ユニディの特徴は?」

野村
野村
お客様に寄り添う接客力、知識も含めた人間力、また時代環境のニーズに合わせた変化対応力。また、地域のお困りごとに幅広く対応していく姿勢ですね。他社ではやらないことをやるサービスの姿勢は残していきたいです。
那須さん
那須
研修は接客力に繋がっていたと思います。塗料担当だった時、メーカー研修がすごく面白くて、接客で自分の知識を思う存分出せる楽しみができていました。研修を通じて、こういう風に教えるんだ!って思うんです。
奥田
奥田
メンバー間に共通する意見として、「地域密着」と「丁寧な接客」というのがあります。時代環境によって家電やホームメンテナンスといったニーズは変わっていくと思うんですけど、これはどの時代でも残していきたい良いところかなと。

髙橋
「Next50チームでユニディの
ビジョンを考えました。」

神尾
神尾
Next50チームで考えたユニディのビジョンがこちらです。
ビジョンボード
神尾
神尾
「住まいを支え、暮らしにプラス。人に向き合い、地域と歩む。
信頼されるトータルソリューション企業であり続けます。」
ホームセンターのお客様は暮らしにちょっとしたマイナス(悩み)を抱えていますが、そのお客様に対して商品販売やホームメンテナンスで、マイナス(悩み)をゼロに。また1歩踏み込んだ接客や品揃えでさらにプラスを足していく。個々のお客様に向き合うことで、地域と共に発展していく。この強みを引き継ぎ発展させ、ベテランの方もパートナーさんも新人も含めて一丸となってお客様の信頼を勝ち得るぞ!という強い決意を持っております。
※ユニディでは、パートスタッフの事を仕事のパートナーなので「パートナー」と呼んでいます。
大塚社長
大塚社長
とても素晴らしいビジョンを掲げていただいたなと思います。世の中の社会に必要とされる企業の形はどうあるべきかという視点で考えている。経営者と従業員が同じ方を向けば進む速度は速くなります。

「ユニディの 
 DNA×社会の変化」

髙橋
「大塚社長が抱くこの先の
ビジョンを教えて下さい。」

大塚社長
大塚社長
過去の50年とこの先の50年って、技術革新によって変化のスピードが全く違う。なので、この先50年は語れません。ただ確実なのは、私たちのビジネスはお店を起点とし、地域のお客様の住まいと暮らしを豊かにすることです。
少子高齢化、人口減少が決めている将来を見据えて技術が進歩している。例えばセルフレジとか。自動化される部分を逆にアナログにすると取り残されてしまうので、必要なところは技術を使う。
ただ、エアコン取り付け工事のように人が介在しないとできないことが必ずあるんですよ。今お客様の暮らしの変化を見越して、人にしか出来ないサービス業に変化していくことが重要なんです。お客様が減っても、高齢化していくことで悩みや住まいの問題が出てくる。そこを解決していく企業になりたいなと。
そこに我々の強みが生きてくるんです。効率を優先する企業は「お客様に尽くす」ことができない。お客様の為にどうしたらいいかを考えられる企業が残っている中、私は地域の皆さんにご支持いただいて信頼される企業になりたい。小売業からサービス業への変化において、自分たちの強みが発揮できると思っています。例えばホームメンテナンスなど、先々私たちが生き残れるようなものを今のうちに地域社会に植え付けていきたいな。
もう世の中の変化とかはね、若いみんなから「こうあるべきなんじゃないですか。」と声が上がる事を期待しています。

HISTORY
お客様と共に歩んだ50年

1974/7
日本で2番目のホームセンターOPEN!
日本で2番目のホームセンターとして千葉県千葉市の主要道路である14号沿いに出店しました。
隣のマンモス団地をはじめ、近隣のお客様に親しまれてきました。
その後ユニディは、この幸町店を皮切りに千葉県からさらに首都圏へ、店舗展開を進めていきました。
日本で2番目のホームセンターOPEN!
1997
初の大型店 "千鳥町店"OPEN!
広大な敷地と豊富な品揃えを武器に、近隣だけでなく東京方面からも多くのお客様にお越しいただける店となりました。
そして、若葉台店、狛江店、相模大野店などの大型店舗出店に繋がっていきました。
初の大型店 ”千鳥町店”OPEN!
2001
ユニハードウェア誕生!
ユニディ大谷田店をはじめ、数店舗がプロ商材を扱う”ユニハードウェア”に生まれ変わりました。
その後、職人さんに愛されるプロショップとして、現在3店舗を展開しています。
ユニハードウェア誕生!
2011
東日本大震災を経験して…
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方のみならず首都圏においても停電や液状化現象など大きな爪痕を残す災害となりました。
ユニディでは、わずかながらでもお客様のお役に立ちたいと考え、震災直後より営業を再開しました。
世間でも有事の際に備えたホームセンターの重要性が改めて認識され、ユニディは近隣自治体との防災協定締結を進めています。
※画像は、2023年に横浜市青葉区と締結した際のものです。
東日本大震災を経験して…
2014
アイリスグループに仲間入り
アイリスオーヤマの理念のもと、よりお客様の身近な存在を目指すべく仲間入りしました。
その後、アイリスオーヤマが展開する”なるほど家電”を武器に、家電も扱うホームセンターとして、日々お客様をお迎えしています。
アイリスグループに仲間入り
2024
皆様に支えられ創業50周年
"ユニディカンパニー"から"ダイユニカンパニー"へ

1974年のユニディ幸町店オープン以来、お客様に支えられながら千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県に店舗を拡大してきました。
そして創業50周年となる2024年4月、宮城県の"ダイシンカンパニー"と統合し、"ダイユニカンパニー"として新たなスタートを切りました。
※画像は、公式キャラクターの“ユニディファミリー”です。
皆様に支えられ創業50周年。